メディカルサーティフィケイトについて。

国際格式の大会に出るにはメディカルサーティフィケイト「MEDICAL CERTIFICATE」と言うものを取得する必要があります。
これはラリーだけでななく、GT選手権や、国際ソーラーカーレースなどでも必要となります。
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いわゆる、健康証明書でモータースポーツ競技に出るのに肉体的に問題ありませんよ~と言うものです。

JAFが用意する専用の用紙に、病院で健康診断を受けて書いてもらいます。
普通に健康的な方なら、ほぼ問題ないと思います。

ただ、この検査で思わぬ落とし穴にはまる方もいると思います。
それは色覚検査で「色覚異常」となるケース。

私達の年代だと小学生の時に検査をしたりしていましたが、現在は行わなかったりして、自分自身が色覚異常であるということを知らず、突然この検査で引っかかる方もいると思います。
これは日本人で、男性で5%、女性で0.2%の割合で持つ人がいるので、男性だと20人に1人の割合なので結構いるんです。

ただ、通常生活でほぼ困らないため、周りには分らないですし、本人も普段は意識せず生活できたりします。
ただ色覚異常を持つ事で、つけない職業があったりして、突然道を閉ざされるケースもあるなかなか厳しい問題だったりもします。

さて話を戻しますと、メディカルサーティフィケイトに色覚に関する検査欄があり、病院で検査を受けると容赦なくabnormal(問題あり)に丸を付けられてしまいます。
さてさて、こうなるともう国際格式大会への出場は閉ざされるのか!?
ととても心配になりますね!(私はとてーも心配になりましたよ!)
メディカルサーティフィケイト

普段、表に出ない問題であるがゆえに周りにも相談しづらい問題だと思います。
なので、この場合の対策方法をご紹介しておきます。

病院で色覚異常と診断されたら、JAFにその旨を伝えます。
そうすると、JAFから検査用シートが送られてきて、そのシートの内容が分るかを確認して、それについて嘘偽りがないことを誓約することで、JAFからモータースポーツ大会出場には問題がないと証明をしてもらえます。

検査用シートは、サーキットで使われる旗が分るか?というもの。
国際格式ライセンスを持っている方は、A級ライセンスを持っているので、すでにこの旗が分り、識別しているわけなので、基本的には問題ないとなるはずです。

つまりは、旗が識別できれば安全上問題ないとなるわけです。

ですので、もし検査の結果、問題あり!となってしまっても慌てずに対処をして下さい。
全てのケースとは言えませんが、信号機が識別できて免許を持っている方なら、色覚異常でモータースポーツを諦める必要はそれほどないと思います。

また、視覚系の検査にはこのほかにも、「静止視野角」や「立体的視覚」という検査がありますので、それらが検査できる病院で受ける必要がありますので、検査に行く前に病院に確認して検査が受けられるかを確認してから診察に行くことをおススメします。
それ以外の検査は、普通の健康診断とそう変わらないので、健康診断を行っている病院で探すのがよいと思います。

本当は、この情報はもっと早くお伝えしたいと思いながら、なかなか自分の中でも整理が付かなかった問題でもあります。
日本人男性で20人に1人の割合でいるのに、この手の情報が少ないのは、やはりデリケートな問題なんだろうなぁ~と思います。

この情報で、少しでも色覚異常の方のモータースポーツ活動の手助けになれば幸いです。

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