ゼウスジャパンでは、より身近な競技であるB級ライセンス競技に参加しています。

 B級ライセンス競技の良いところは、年齢関係なく同じ条件で真剣勝負できることではないでしょうか。
 18歳の免許取立ての若者から60歳の還暦を迎えた方であっても、ハンデなしの条件でお互いが全力で熱い勝負ができるスポーツは多くはないと思います。
 また上位カテゴリーを目指したときの費用負担がサーキットレースに比べ安価であるのも魅力です。
 モータースポーツを始めるのが遅くても、上位カテゴリーを目指せるのも大きな魅力です。

  • ラリー(SSラリー)
     ラリーは公道を使用し、舗装路・ダート・雪道などをナンバー付きの市販されている車でスピード及び時間の正確さを競うモータースポーツです。
     スタートは間隔をあけ1台ずつで行われ、指示書に従い定められたコースを走ります。
     その為、車を運転するドライバー以外にナビゲーター(コ・ドライバーともいう)が搭乗し、2人1組で競技を行います。
     SS区間と呼ばれるスピードを競う区間と、リエゾン区間と言われる指示された時間通りに移動する区間の2つのタイムで勝敗が決まります。
     ラリーは長い距離を走るため、クルーの能力だけではなく、競技車の耐久性、そしてそれらを支えるサービスクルーによるチームの力が試される競技です。
     公式に車の整備時間が競技時間に設けられていることからも、その過酷さが分かると思います。
     ヨーロッパでは大変人気のあるレースであり、トップカテゴリーの大会であるWRCは、FIA公認レースの中でF1と並ぶ、世界でも2つしかないワールドチャンピオンが誕生するレースです。

  • ダートトライアル
     ダートトライアルは、未舗装のコースを1台づつ走行し、2回走った速い方のタイムで勝敗を競うモータースポーツです。
     競技車両は、最低限の安全装備だけの市販車とほとんど変わらない車から、モータースポーツショップが威信を賭けてフルチューンした車両まで、幅広い車両が参加できるルールとなっています。
     滑りやすいダート路面をいかに車をコントロールし、正確に速く走らせるか、非常に見た目が派手な競技ですが、1台走っただけでも路面状況が変わってしまうコースを走るドライバーに求められるコントロールスキルは、大変高いものになります。