CJ4Aミラージュにてダートトライアルで活躍する和田選手ですが、普段乗りの車としてZC33Sスイフトに乗り、ジムカーナーなどを楽しんでおります。
しかし最近の車は電子制御が入り、思ったように動作しないという悩みがあり、今回Battle Bee RacingさんのVSCCを装着したレポートをご紹介いたします。
テスト環境
コース:ドライビングパレット那須
車両:純正ノーマル
【VCSS装着前】
純正ESP OFFではサイドターンで流せた時にアクセルONで反応しないタイミングがあると感た。
【VSCC装着後】
純正ESP OFFに比べ、VSCC ONの時の方がサイドターンでアクセルONの反応が早くなったと感た。
具体的に言うとスピン挙動が出たときに純正はアクセルを開きにくくしている印象があり、VSCCはその反応が自然になった印象。
図で示すと以下のようなイメージです。

純正ESP OFFはアクセル開度が抑えられている間にアクセルを踏みすぎて、スロットルがついてくると開きすぎてしまいハンチングしてしまう。
対してVSCCは反応が自然で無駄なハンチングをしない。
純正の方もターボラグと燃費対策スロットル制御の反応の鈍さを思えば、その範囲に入る程度の遅れであり、かなりいい制御と感じるものの、VSCCの方がより扱いやすいと感じた。
と、タイムに大きく関わる加速スロットルの動作がかなり良くなったという印象を受けたようです。
またVSCCではブレーキの動作についても改善があようですが、今回のテストでは純正状態でもABS以外の制御が入らず、違いを感じるほどの違いは分からなかった出来なかったとの事でしたが、今後ブレーキパッドの変更やタイヤの変更などにより、今よりもスポーティーな車両となったあとの変化を感じるのが楽しみとの事です。
スイフトの電子制御に不満がある方は、試してみてはいかがでしょうか?
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