雪道タイヤ色々

さてさて、雪の上で競技をやる上でどんなタイヤがタイムがいいのか、今年は色々と試してみたので書きたいと思います。
ただテスト車両はFFで比較量も多くないので参考までに。

まずは基準のタイヤはこれ!
ラリー用スノータイヤ ダンロップ「SP SPORT 56-R」
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氷雪路を走ることを想定して開発されたタイヤです。
見ての通り、ブロックが小さく深めの溝があり、これにより雪が詰まりにくく安定したグリップを発揮してくれます。
ただコンパウンドがとても軟らかくブロックパターンもあいまって、重量のある車で舗装を走ると不安を覚えるレベルです(笑)

さて最初の比較は同じくダンロップの一般向けスタッドレス「Winter MAXX02」との比較です。
良い写真がなかったのでこちらのサイトを参考に。

一般スタッドレスは、雪、氷、舗装どれについても安心して走れることを目的としているため、56-Rに比べるとパターンは大きめですね。
その為、雪がある路面では56-Rに比べると、ブロックが雪に引っかかる量が少ないためその分タイムは落ちます。
条件にもよりますが、56-Rに対して1キロ当たり1秒~2秒ぐらいタイムは下がります。

次に、後付スタッド。
スタッド

ねじ込むことで普通のタイヤをスパイクタイヤに出来るという代物です。
今回タイヤに埋め込むと、トレッド面から1.7mm出っ張るこちらのスタッドを「Winter MAXX02」の外側に配置してみました。
写真無くてごめんなさい。

結果としては、表面までキンキンに凍ったアイスバーンであれば効果あり。
少しでも雪があったり、アイスバーンが溶けて表面に水が乗ってしまうとスタッドが氷路面に届かなくて、ほとんど効果なし。
もともとスパイクタイヤとして作られたものに比べるとやはり性能では劣るようで、条件によりスタッドレス+α程度の性能向上。

性能向上する部分もありますが、スタッドを打つことでスタッドレスとしての性能が落ちる部分もあるようで、タイム的には56-Rと比べて1キロあたり1秒~2秒ぐらいタイムが下がります。
スタッドの量や突出量などをが変わると、また違う結果が出るかもしれません。

さて、次にチェーンです。
チェーン

これは、かなり路面が限定される装備ですが、登りのアイスバーンでは強力な効果を発揮します。
56-Rと比べて1キロあたり5秒~8秒ぐらいタイムが上がります(上記路面の場合)
ただ、諸刃の剣で舗装路面があったり、あまり負荷を掛けると切れる可能性があるため、なかなかフルで攻めるには勇気がいります。

金属チェーンは耐久性がありますが切れたときはその金属部分が武器となり車両にダメージを及ぼします。
ですので舗装が出ているような状況では使えない(舗装も痛めるため)ので基本的には緊急用で競技中でも自由に使うことは出来ず、競技長が許可を出した場合だけ使えます。

最後に、緊急脱出用のプラチェーン?(笑)
スノーヘルパー

簡単装着できて、これは切れても車両にダメージを与えないのが特徴です。
これなら、切れることを気にせず走れる!と使ってみましたが、競技スピードではコーナー1つで全部吹き飛びました(残念)
開封後1週間以内に使用しろと注意書きがあり、たぶん走行中に切れても土に還るバイオプラスチック製なんだと思います。

まあ、取り説にも緊急時用と書かれているので、スタック時の脱出用ですね。
タイムは、ついている間は上がるかとは思います(計測不能)

かなりざっくりですが、タイヤの違いによるタイム比較でした。
やはりラリー用に開発されているだけあり、雪さえあれば56-Rは安定した性能を持っていますね。

とはいえ、56-Rも舗装だと頼りないタイヤですし、56-Rを舗装で使うとすぐなくなっちゃいますからご注意を(笑)

競技ではなく普段使う雪用タイヤは、やはり一般向け市販スタッドレスがオールマイティで一番安心して使えますね。

そしてアイスバーンにはチェーン! 驚くほどの効果があるので競技以外でもつるつる路面への対応としてスタッドレスを使っていもトランクに載せておくと安心です。
あっ普通に使う分には、そうそう切れませのでご安心を(笑)