Hans(ハンズ)が普及するにつれてHans対応シートベルトも気になっている方も多いのではないでしょうか。
そんなHans対応シートベルトのお話を少し。
あっHansとはヘルメットにテザーという紐を付けてクラッシュ時に首がびよ~んとならない装置の事です。
この装置を体とシートベルトの間に挟むことで固定して使用します。
さてHansですが固定方法がシートベルトなので、しっかり固定できる取り付け方が求められるわけです。
Hansが普及するまではシートベルトは3インチのものを使おう~というのが世界のモータースポーツシーンの流れでした。
でもこの3インチのシートベルトだと、幅が広すぎてHansを正しく固定できないという事がおきました。
Hansが出始めの頃は、シートベルトがずれてしまい、Hansの固定どころかシートベルトとしての役目さえしないんじゃないかという状態になることもありました。
で、ずれにくいようにHans対応シートベルトというものが出てきたわけです。
対応といっても特殊な機能があるわけではなく、調整バックルから肩方向のシートベルトの幅が2インチになっているだけだったりします。
シートベルトが2インチから3インチになったのは強度問題ではなく、細いベルトは体へのダメージが大きいからという理由で、Hansを使うと肩部分はHansが接触するので細くて問題ないということですね。
逆に言うと、Hansを使用しないでこのベルトを使うと、クラッシュ時の体へのダメージが大きくなるということです。
じゃあHans使うなら2インチシートベルトでOKか?というとそういうわけでもなく、Hansで体を固定する部分以外はやっぱり3インチの方がいいのでHans使うならやはり対応ベルトが一番ということになります。
ちなみにレギュレーション上は対応ベルトでなくても従来通り3インチシートベルトでもOKの競技会が多いと思います。
ただ3インチの場合は、ずれやすいというのを理解したうえで、取り付けには十分気をつかってずれないように取り付けることを意識しましょう。
Hans対応シートベルトが右のカモフラ、普通の3インチシートベルトが左のパープルになります。
3インチが駄目なわけでないですが少し窮屈そうですね。

実際に3インチもHans対応シートベルトでもHansを使用してラリーに参戦したことありますが、3インチは外れないまでも少しずれていたりした事があったのに対して対応シートベルトは一度もそういうことはありませんでした、Hans導入された方はHans対応シートベルトの導入もいかがでしょうか?
ちなみにサベルトでは、3インチと2インチの両方付いている肩ベルトがあったりします。
体は3インチ、Hansは2インチでとめるという使い方をします。
シートベルトも周辺ギアに合わせて進化していますね。

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